ホーム › 採用コラム

美容師の中途採用はいつ動くか。繁忙期明けに合わせた求人の出し方

 株式会社セイファート

画面を見ながら採用の計画を立てている場面のイラスト
画面を見ながら採用の計画を立てている場面のイラスト

美容師の転職時期を決めているのは、本人の気持ちではありません。サロンの繁忙期です。

「人が足りないから、求人を出そう」と思い立ったときに出す。中途採用が、そういう動き方になっていないでしょうか。同じ求人票、同じ費用でも、出す時期によって集まり方は変わります。

月ごとの動き方と、求人を出す時期の決め方をまとめました。

美容師が動けるのは、繁忙期が明けたあと

辞めると決めていても、忙しい時期には動けません。担当のお客様の予約が詰まっている、スタッフが1人抜けたら現場が回らない。そういう状況で「辞めます」とは言い出しにくいものです。引き継ぎもできません。

だから繁忙期が明けて現場が落ち着いたところで、話が動き出します。

美容室の繁忙期は、年に3回あります。

繁忙期 理由 明けるのは
3月・4月 卒業、入学、就職、転勤 5月の連休明け
7月・8月 夏の行事、帰省前、お盆 9月
11月・12月 年末、成人式の前撮り、帰省前 1月

この繁忙期の「明け」に合わせて、転職の動きが出ます。

動きやすい月と、動きにくい月

時期 求職者の動き 求人を出すべきか
1月・2月 年末の繁忙期が明けて動き出す ◎ 出しどき
3月・4月 春の繁忙期。動けない △
5月・6月 連休明けで落ち着き、動き出す ◎ 出しどき
7月・8月 夏の繁忙期とお盆。動けない △
9月・10月 夏が明けて動き出す ◎ 出しどき
11月・12月 年末の繁忙期。動けない △

1月・2月/5月・6月/9月・10月。 この3つの山に、求人が出ている状態をつくります。

動きにくい月に求人を出しても、見る人がいません。それどころか、その月はサロン側も繁忙期です。応募が来ても対応する手が空いておらず、返信が遅れて他店に決まる。かけた費用がそのまま消えます。

「年度末に辞める人」も、動き出すのは繁忙期明け

「3月いっぱいで辞めます」という区切りの辞め方もあります。ただ、その方が次の職場を探し始めるのは、たいてい繁忙期が明けた5月以降です。3月・4月は、退職の手続きと引き継ぎで手一杯だからです。

年度の区切りにつられて3月・4月に求人を出しても、探している人はまだ動いていません。

募集する月と、入社する月は、ひとつずれる

中途採用でいちばん見落とされやすいのが、内定を出してから入社するまでの期間です。

在職中の方は、すぐには来られません。

  1. 内定を受ける
  2. いまの職場に退職を伝える
  3. 引き継ぎ・最終出勤日の調整
  4. 退職
  5. 入社

ここに1か月から3か月かかります。就業規則で「退職は1か月前までに申し出ること」と決まっていることが多く、担当のお客様の引き継ぎがあれば、さらに延びます。

つまり、こうなります。

求人を出す月 内定を出す月 入社してもらえる月
9月・10月 10月・11月 12月〜翌1月(年末の繁忙期に間に合う)
1月・2月 2月・3月 4月〜5月(春の繁忙期の後半に間に合う)
5月・6月 6月・7月 8月〜9月(夏の繁忙期の後半に間に合う)

募集する季節と、入社する季節は、ひとつずれます。

「繁忙期に人手が足りない」と気づいてから動いても、その繁忙期には間に合いません。次の繁忙期に向けて、その3〜4か月前に募集を始めるのが現実的な組み立て方です。

忙しい月に、採用活動を始めない

もう一つ大事なのが、自分たちが対応できるかどうかです。

中途採用では、応募が来てからの数日が勝負です。返信が遅れると他店に決まります。この記事とあわせて美容師求人の応募対応でつまずく4つの場面もご覧いただくと、その理由が分かります。

12月に求人を出して、応募が来たときに手が空いていなければ、かけた費用は残りません。幸い、求職者が動く月と、自分たちが対応できる月は重なっています。繁忙期明けは、どちらにとっても余裕のある時期です。

通年で受け付けられる状態にしておく

ここまで時期の話をしてきましたが、いちばん強いのはいつ来ても受け取れる状態です。

美容師の転職は、必ずしもカレンダーどおりに動くわけではありません。人間関係、体調、家庭の事情。繁忙期の最中でも突然動く人はいます。そのときに「いまは募集していません」となっていれば、そこで終わります。

  • 求人票は年間を通じて出しておく(掲載費がかかる媒体だけに頼らない)
  • 自店のInstagramやホームページに、応募の入り口を常に置いておく
  • 応募が来たら、担当者が不在でも受け取れるようにしておく

こうしておけば、繁忙期明けを狙った募集は「上乗せ」として使えます。

逆算と受け皿をつくる

私たちが提供している「QJ Manager」は、サロンのLINE公式アカウントにつないで使う採用管理ツールです。時期を狙った採用でも、通年の受け付けでも、次のように使えます。

  • 応募を受け取ると自動で返事が届き、必要な情報のヒアリングまで進む。忙しい月でも応募を取りこぼさない
  • 面談やサロン見学の予約は、登録済みの枠から求職者ご自身に選んでいただける
  • 応募から入社までの状況が1つの画面にあり、いま何人がどの段階にいるかが分かる
  • 応募がいつ来たかが記録に残るので、来年の募集時期を決めるときの材料になる

最後の点は、意外と効きます。「去年はいつ応募が多かったか」が数字で残っていれば、次の年は勘に頼らずに時期を決められます。繁忙期の重なり方はサロンによって違うので、自分の店の山を知ることに意味があります。

中途採用でのご利用については、中途採用向けのご案内で詳しくご説明しています。

まとめ

  • 美容師が動けるのは繁忙期が明けたあと。本人の気持ちより、現場の忙しさが時期を決める
  • 動きやすいのは 1月・2月/5月・6月/9月・10月 の3つの山
  • 3月・4月、7月・8月、11月・12月は繁忙期。求職者もサロンも動けないので、ここに費用をかけない
  • 内定から入社まで1〜3か月かかる。募集する季節と入社する季節はひとつずれる
  • 「繁忙期に人が足りない」と気づいてからでは間に合わない。3〜4か月前に募集を始める
  • いちばん強いのは、いつ応募が来ても受け取れる状態にしておくこと

まずは、去年1年間で応募が来た月を書き出してみてください。

繁忙期の重なり方はサロンによって違います。他店の山ではなく、自分の店の山に合わせるほうが効くのかもしれないのです。

LINEで見学予約と採用を自動化する「QJ Manager」

初月無料・初期費用0円。店舗数に合わせたシンプルな料金で、LINE公式アカウントがあれば数日で始められます。

お問い合わせ・無料トライアルサービスの詳しい紹介を見る →